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読書(一般)

再読:「経済成長という病」平川克美著/講談社現代新書

昨日、最寄りの私鉄急行停車駅で買い物をして、娘と二人各駅電車に乗ろうとしたら、「人身事故のため運転を見合わせてい」ました。

仕方なく駅の窓口で乗車券を払い戻して、娘と二人歩いて帰宅したのです。

このところ平日の通勤通学時間帯に、人身事故が発生することが多いように感じられます。

徒歩で帰途に娘がつぶやきました。「大阪では人身事故はないんだってさ。首都圏は人情が足りないのかなぁ」

わたしは「そうかも知れんなぁ」と飯田弁でポロリ。

先週、facebook友人の一人が「経済が上向きになれば希望が持てるかもしれない」という主旨で、自民党総裁に選ばれた三世議員の経済政策に賛同する書き込みをされていました。

かの三世議員はヨーロッパの有力紙で「極右」に分類され、ヒットラーのように危険視されている人物です。

平たく言ってしまえば、彼は経済成長する目的は戦争の準備のためと思っている輩です。

2008年のリーマンショックによって「経済成長」という言葉に幻想を抱く時代は完全に幕を閉じたはずです。

先週は、facebookでの書き込みを引き金にぼんやりとそんなことを思いながら、「経済成長という病」平川克美著/講談社現代新書を再読しました。

内容については、敬愛する内田樹氏がブログ記事で要約・寸評された部分を、以下に引用いたします。

内田樹氏の当該ブログ記事はこちら

よい本である。
平川くんの「人口減少や金融バブルの崩壊は経済成長の不調やそこからの逸脱ではなく、その当然の結果だ」という認識は繰り返し強調されるべきだと思う。
もうひとつ、「金融商品の売り買いは博奕だ」ということも繰り返し指摘されるべきだろう。
株価というのは「みんなが上がる」と思えば上がり、「ここらが最高値だ」と見切った人間が売り抜けて利益を確保すると同時に下落を始める。
最後に誰かが「ババ」をつかんで身上を潰すという、ある意味単純なゲームである。
金融商品の売り買い「そのもの」はいかなる富も生み出さない。誰かの懐にあった金が別の誰かの懐に移るだけである。
金融ビジネスについて平川くんはきわめてきびしい言葉を記している。
「ビジネスの要諦は、モノやサービスを生産し、それを媒介することで貨幣と信用を交換することだと考えるならば、金融ビジネスは、どんなに巨大なビジネスオフィスで行われようが、スーツにネクタイの謹厳な勤め人が行おうが、博打の世界と見分けがつかないということである。
 経済行為を博打に喩えるとはひどいじゃないかといわれるかもしれない。私は、モノやサービスという商品を媒介しないで、手銭を増やしたり、減らしたりする行為はすべて博打であるという意味で、この言葉を使っている。金融商品という言葉はたしかにあるが、それらの証券はお金それ自体の変種なのであり、金融とはどこまで言っても、お金をお金(お金の変種)と直接交換する行為なのである。
 誤解を避けるために繰り返すが、私はだからといって、博打だからそれがいけないとか、非倫理的であるとか言いたいわけではまったくない。ただ、博打をやるなら、『宵越しの金は持たない』ぐらいの覚悟は必要であり(それを横文字にすればハイリスク・ハイリターンということである)、全てを失ったからといって騒ぐくらいなら、もともとプロが跋扈する賭場に出入りすべきではないということなのである。」(48-49頁)
「世界同時不況」などという言葉を使うから、まるで世界中の人が金融危機の「被害者」みたいな話になっているが、もちろん、この事態に先だって、このような事態をつくりだすことで「大儲け」した人間はゴマンといる。
たまたま彼らはそのあぶく銭をとっくに使い果たしてしまっているので、賭場にいる全員が「しけた」顔をしているというだけである。
平川くんはどのような社会的不幸についても自動的に「被害者づら」をしようとする私たちの傾向を諫めている。
自分がどのくらい自分自身の「不幸」に加担しているのか、まずそれを点検した方がいい。
もし自分自身のコミットメントを無視して、100%の被害者として自己申請をしたならば、私をこんな眼に遭わせた「私自身の共犯事実」は野放しにされるからである。
私たちはそういうふうにしてせっせと世の中を住みにくくしているのである。


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アンジュ翠(みどり)

Author:アンジュ翠(みどり)
2014年8月6日(水)に放送した、「みんな♪天使だに」第5回「双葉ちゃん(プレアデスのアルシオーネつながり)」の動画をYouTubeで公開しました。
Ustreamの番組「みんな♪天使だに」はこちら

番組ではゲストにお迎えした、双葉ちゃんが宇宙語をお話しするようになったいきさつをお聞きし、じっさいに宇宙語でお話しするところを放送いたしました。


第3回放送分「みんな♪天使だに」をYouTubeで公開しました。
今回ゲストにお迎えしたのは、セラピストの岡崎ゆう子さんです。現在、乳飲み子を抱えながらのセラピスト活動の他に、子育て支援の情報を交換するためのUSTREAM番組を放送したいと、「循環」「分かち合い」を取り入れた、子育て支援サークルに関する仕組が今後形に出来ればと、また8月23日に開催する予定のイベントに向けて、準備しておられます。

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横浜在住。長野県飯田市出身。
津田塾大学・国際関係学科卒。権力論(近代西洋政治思想)を専攻。フランスとイギリスの人権思想を学んだ。
商社の総合職、外資系コンピュータメーカーの技術職の間、ガチガチの個人主義者だった。
結婚・出産退職後、育てにくい子を育てるうちに発達心理学、カウンセリングの本を読み漁り、近年は東洋哲学思想に心酔。
現在、セラピストとして活動中。

2010年2月レイキ・レベル2受講
2011年1月チャネリング講座受講
2011年1月インスピレーション・タロット・リーディング受講
2012年5月マドモアゼル・愛「528Hz MIチューニングPart1」受講
2013年3月から7月Blessinger Shonkaさん「ヴォイスヒーリング講座ベーシック1,2,3」受講
2013年8月Blessinger Shonkaさん「ヴォイスヒーリング講座アドヴァンス」受講
2013年9月「ヴォイスヒーリングWSファシリテータ養成講座」受講
2013年3月から天使関連のシンクロが連発し、10月セラピスト名を「アンジュ翠(みどり)」に改名。
2013年12月アロマテラピー検定1級合格 (日本アロマ環境協会AEAJ)

2013年4月、ナマクラ流ズボラ派の主婦歴23年めに突入。自力整体を始めてから突然着物を着たくなり、毎日、自宅で着物を着ている。座右の銘は「大きな流れに身を任せて」。
趣味は読書、クレイアート(石綿粘土)とピアノ演奏、自力整体、天使の気功たいっち。

数度の光の体験ハートチャクラ覚醒体験クンダリーニ昇華体験、チャネリング能力開花を経て、第三の目が覚醒

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