スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ワンネス

悟った状態とは (または、「人間の成熟」とは)(その4) "spiritualjp

さてさて、昨日の記事「悟った状態とは(その3)」の続きです。

今春のお彼岸過ぎにワンネスを体験して「ライトワーカーとしての自分」にすっかり目覚めてしまったわたしですが、いまだ、「悟り」の境地には到ってないと自信を持って言えます。(なぜか、態度が大きい。。。)

そう、この「自覚しているにもかかわらず態度が悪く態度が大きいところ」が「悟り」とは程遠いイメージがあるのです。

なぜか。
その答えは、昨日、大型書店で一目ぼれして購入した以下の二冊にありました。

三枝誠著『整体的生活術』(ちくま文庫)
内田樹著『日本辺境論』

野口整体をとことん学んだ、整体師である三枝氏が日本人を4つに類型化している、その「汚穴」という分類の定義に「自分のことか」というものを感じたからです。
「汚穴」エネルギッシュだが、過剰なエネルギーをもてあましており、周囲に自分の邪気を撒き散らしているタイプ。一般的な悪人、嫌われ者も多い。ネガティブ・ハイテンション。怒りや憎しみといったネガティブな感情をバネにしてのし上がっていくことが多い。

あとの三つの類型は、以下の通りです。
「睡穴」いつもダルそうに寝ている人。もしくは起きていても、寝ているような印象を人に与える人。他人のエネルギーを吸うことに長けていて、近くの人をさりげなく消耗させる名人。一般的には善男善女。ポジティブ・ローテンション。
「互穴」いつもさわやかでほのぼのした印象の人。気持ちのよい気の交流ができる人。ポジティブ・ハイテンション。人間が目指すべきもの。
「閉穴」エネルギーの交流少なし。いるのかいないのかわからない目立たない存在。精気がない人。ネガティブ・ローテンション。

人間は赤ちゃんのときは「睡穴」であり、もっぱら周囲の愛情を吸うのみの存在です。そこから思春期・青年期に発奮して「汚穴」となり、世間にもまれるうちに最終的には、「互穴」(いつもさわやかでほのぼのした印象の人。気持ちのよい気の交流ができる人。ポジティブ・ハイテンション。人間が目指すべきもの。)となるのが理想であると。

さて、自分を振り返ってみると、どうも「互穴」になろうとしながら、現実には「汚穴」と「閉穴」を往ったり来たりしているようで、まだまだ修行なかばですね。

そして、内田樹著『日本辺境論』を読み進めて行くと、これがまた、発見というか気づきがいっぱいでした。

内田樹氏が阪神大震災の直後からずっと唱えられている、「人間の成熟の条件」の一つに以下の項目があります。

「この状況からわたしは何を得るか」ではなく「この状況にわたしは何を与えることができるか」という思考を巡らせる人

内田氏のこの言葉について、壮年期のテーマは、「思春期から青年期にありがちな『自己中心主義』から脱して『外部へ貢献する自己』に成長することだと、わたしは勝手に解釈しています。

昨今は資本主義・商業主義の影響が強まったせいか、学校教育現場にさえ「自己の利益を最大化する」ことが理念として持ち込まれているようです。
本来の日本人が美徳としていた「貢献感」については道徳教育でわずかに吹き込まれているかどうか。。。

「貢献」という言葉には、第二次世界大戦の全体主義的な匂いがし、また、江戸時代の封建的なお家制度的な「滅私奉公」「自己犠牲」という匂いがするので、ことさら避けられているかもしれないですが。

自分を犠牲にしない限り、外界・他者に貢献し奉仕するときのさわやかさ、達成感は、実年齢にかかわらず、人間的に成熟したものだけが感じられるもののようです。

内田氏は、いつものフレーズを内田樹著『日本辺境論』でも唱えられます。

(内田樹氏は、神戸女学院大学フランス文学科の教授であり、プライベートでは合気道を長年にわたって師事され「身体技法」「武道」についても著書を出版されてます。)

以下は、p.p.174-176から引用しました。
--->
「敵」という概念は根源的な矛盾を含んでいます。敵を排除すべく網羅的なリストを作成すると、「世界は自分自身を含めてすべてが敵である」という結論にわれわれは導かれます。
ですから、武道的な意味での「天下無敵」は、それとは逆にどうやって「敵」を作らないかを工夫することになります。
私の敵は私である。私に仇をなすのは私である。私を滅ぼすのは私である。どの伝書にもそう書いてあります。「私の敵は私」という文が論理的に成立するためには、最初の「私」は人称代名詞、第二の「私」は特殊な含意を持った「普通名詞」と考えなければなりません。

無傷の、完璧な状態にある私を「標準的な私」と指定し、私がそうでないこと(つまり「今あるような私」であること)を「敵による否定的な干渉」の結果として説明するような因果形式、これが「敵」を作り出すロジックです。「敵」はこのロジックから生み出される。「敵」とは実態ではなく、「原因」で「結果」を説明しようとするこのロジックそのもののことである、と言ってもよいかと思います。
私が現在このような状態(歯が痛かったり、腹回りがだぶついてきたり、血圧が上がってきたりしている状態)にあることを「かくあるべき状態からの逸脱」としてはとらえず、「まあ『こんなものでしょう』」と涼しく受け容れる。それもまた「敵を作らないマインド」の一つのかたちです。おいや病や痛みを「私」の外部にあって「私」を攻撃するものとしてはとらえず、「私」の一部であり、つねに「私」とともに生きるものと考える。純粋状態のベスト・コンディションの「私」がもともと存在していて、それが「敵」の侵入や関与や妨害によって機能不全に陥っている。それゆえ、敵を特定し、排除しさえすれば原初の清浄さと健全さが回復される。そう考える人の世界は「敵」で満たされます。そういう人にとっては、やがてすれ違う人も、触れるものも、吸う空気も、食べるものも、すべてが潜在的な「敵」になる。「敵」のかいにゅうのせいで、「私」の可動域が制限され、活動の選択肢が限定された状態として、「私」の現状を説明する人は、つねに「敵」に囲まれています。そして、そのとき「私」にとっての理想の状態とは、「私」以外に誰もいないこと。絶対的孤独のうちに引きこもることを意味することになる。
相手が斬りつけてくるので、それを避けなければいけないという条件を仮に想定します。選択できる銅線は限定されます。このときに、「自分には無限の選択肢があったのだが、攻撃の入力があったせいで、選択肢が限定あされた」というふうに考えるのが「敵を作る」ことです。それに対して、「無限の選択肢」などというものは仮想的なものに過ぎず、取り合えず目の前にある限定された選択肢、制約された可動域こそが「現実のすべて」であり、それと折り合ってゆく以外に生きる道はないと考えるのが「敵を作らない」ことです。そう思うことで、「時間意識が変成する」。
「敵を作らない」ということを今は「可動域」とか「動線の宣託」という空間的な用語法で説明しましたけれど、「敵を作らない」ことのもっとも重要な目標は実は時間意識の変成なのです。
<---

そう、繰り返しになりますが、
「無限の選択肢」などというものは仮想的なものに過ぎず、取り合えず目の前にある限定された選択肢、制約された可動域こそが「現実のすべて」であり、それと折り合ってゆく以外に生きる道はないと考えるのが「敵を作らない」ことです。そう思うことで、「時間意識が変成する」。

「本当の自分」「無傷の完全無欠の自分」がどこかにいて、誰からも冒されないものとして守る生き方は、硬直化した自己保身につながります。もっと言ってしまえば、自分もセーフティネットに貢献・加担もしなければ誰の世話にもならないという、孤独な人生観につながります。

これに対して「敵を作らない」生き方は、自分を開示して、現在自分が直面している状況と折り合いをつけて生きていくことです。つまり「場合によっては自分の言い分さえ一時的に曲げる、あるいは、隠しておく」ことによって切り抜けていく、柔軟な姿勢が必要です。

「敵を作る」ことの根本には「対人恐怖」「世間・他人への不信感」があるような気がします。白黒で決着しなければならない、神経症的な心理も働くようです。
一方、「敵を作らない」生き方の根底には「とりあえずこの場・ここにいる人の信憑を吟味することは保留して、いったん信じてみよう」という知恵があります。答えを即座に求めず、取り合えずグレーゾーンの中で留保しておき、中腰で進む、ちょっと苦しい大人な対応が見え隠れします。

そして、「敵を作らない」ことのもっとも重要な目標は、時間意識の変成、「主観的な時間の流れをコントロールする」ことのようです。

長くなったので、次回に持ち越します。
関連記事
スポンサーサイト
コメント
トラックバック
コメントフォーム













管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

アンジュ翠(みどり)

Author:アンジュ翠(みどり)
2014年8月6日(水)に放送した、「みんな♪天使だに」第5回「双葉ちゃん(プレアデスのアルシオーネつながり)」の動画をYouTubeで公開しました。
Ustreamの番組「みんな♪天使だに」はこちら

番組ではゲストにお迎えした、双葉ちゃんが宇宙語をお話しするようになったいきさつをお聞きし、じっさいに宇宙語でお話しするところを放送いたしました。


第3回放送分「みんな♪天使だに」をYouTubeで公開しました。
今回ゲストにお迎えしたのは、セラピストの岡崎ゆう子さんです。現在、乳飲み子を抱えながらのセラピスト活動の他に、子育て支援の情報を交換するためのUSTREAM番組を放送したいと、「循環」「分かち合い」を取り入れた、子育て支援サークルに関する仕組が今後形に出来ればと、また8月23日に開催する予定のイベントに向けて、準備しておられます。

無料で動画に出演していることについてラブオファー(応援スポンサー)してくださる方は、こちら

無料出演している動画の一覧はこちら

横浜在住。長野県飯田市出身。
津田塾大学・国際関係学科卒。権力論(近代西洋政治思想)を専攻。フランスとイギリスの人権思想を学んだ。
商社の総合職、外資系コンピュータメーカーの技術職の間、ガチガチの個人主義者だった。
結婚・出産退職後、育てにくい子を育てるうちに発達心理学、カウンセリングの本を読み漁り、近年は東洋哲学思想に心酔。
現在、セラピストとして活動中。

2010年2月レイキ・レベル2受講
2011年1月チャネリング講座受講
2011年1月インスピレーション・タロット・リーディング受講
2012年5月マドモアゼル・愛「528Hz MIチューニングPart1」受講
2013年3月から7月Blessinger Shonkaさん「ヴォイスヒーリング講座ベーシック1,2,3」受講
2013年8月Blessinger Shonkaさん「ヴォイスヒーリング講座アドヴァンス」受講
2013年9月「ヴォイスヒーリングWSファシリテータ養成講座」受講
2013年3月から天使関連のシンクロが連発し、10月セラピスト名を「アンジュ翠(みどり)」に改名。
2013年12月アロマテラピー検定1級合格 (日本アロマ環境協会AEAJ)

2013年4月、ナマクラ流ズボラ派の主婦歴23年めに突入。自力整体を始めてから突然着物を着たくなり、毎日、自宅で着物を着ている。座右の銘は「大きな流れに身を任せて」。
趣味は読書、クレイアート(石綿粘土)とピアノ演奏、自力整体、天使の気功たいっち。

数度の光の体験ハートチャクラ覚醒体験クンダリーニ昇華体験、チャネリング能力開花を経て、第三の目が覚醒

*~*~*~*~*~*~*~*~*
twitter-4-1.pngツイッターはこちら
F-asset_f_logo_lg.png facebookはこちら

スピリチュアルナンバー:「11」サイキックマスター
高次からのエネルギーをキャッチするメッセンジャー
一言で言うと「真のライトワーカー」です。
http://05d.blog34.fc2.com/blog-entry-149.html
*~*~*~*~*~*~*~*~*
マヤ暦
KIN:240
「黄色い律動の太陽」 Yellow Rhythmic Sun

- 明言 -
私は生命をつり合わせることを照らすために組織する。
私は同等という律動の音で普遍的な火の母体を封印する。
*~*~*~*~*~*~*~*~*

Calendar 1.1
<
>
- - - - - - -
- 1 2 3 4 56
7 8 9 10 11 1213
14 15 16 17 18 1920
21 22 23 24 25 2627
28 29 30 31 - - -

全記事

Designed by 石津 花

メールフォーム
質問などありましたらメールください。折り返しこちらから返信差し上げます。

名前:
メール:
件名:
本文:

カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QR

Page Top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。