ピアノ
バッハ・シンフォニア#7、平均率集1巻2番フーガを練習しながら、言霊(アフォーメーション)の力を感じる。
今朝も「バッハ・シンフォニア#7」、「平均率集1巻1番フーガ・2番フーガ」を練習しながら、相変わらずへたくそだなぁと自戒しながらも、止められません。好きなので。
長女が小学校4年生の夏、ピアノを習い始めました。
こどもに付き添ってお邪魔した教室で、グランドピアノの音を聴いているうちに、自分で演奏をしたくなり、ポツリポツリと練習を開始しました。
三年前の夏には、長女の通うピアノ教室の発表会で「ショパン・ノクターン遺作」、二年前の夏には「バッハ・シンフォニア#13」、一昨年の夏には「バッハ・シンフォニア#7」を演奏させていただきました。
二年前の夏は、上の娘は「バッハ・インベンション#8」を演奏させていただきました。
実は、無意識のうちに、「親子でインベンションとシンフォニアを発表会で演奏する」という夢が叶っていたのです。
先日、勤務先の会社の部署が「みなとみらい」に建設中の自社ビルに移動することが決まりました。
10年ほど通いつめた現在の研究開発棟には愛着があります。
12階建てのビル4棟の周りには、公園に木々が茂り、大きな人工池には鴨の群れが飛来します。
公園を散策しながら、愛着のある土地に去りがたさが感じられ、10年間のいろいろ思い出にふけっていました。
ふと思い出したのは、10年ほど前に、会社の指揮命令者の方との会話です。
ピアノを習い始めた娘のピアノのことが話題に上りました。「バッハのインベンションとシンフォニアを娘とわたしで発表会で演奏するのが、夢なんです。」
指揮命令者の男性は偶然、私と同い年でした。お子さんも私の上の娘と同い年でした。
「え?そんな難しい曲を弾くの?」と完全な上から目線。。。
聞けば、彼もピアノを幼いころから習っておられたとのこと。さすがは慶応ボーイだと思いながら
「わたしもシンフォニアとソナタを習っているとき、大学受験のため中途で教室を止めたのです。」と言うと。。。
「シンフォニアは難しいから、なかなか上手く弾けなくてねぇ。」とおっしゃいます。
ピアノの先生の言葉が思い出されました。
「日本人は複数の声を弾き分けることが難しいらしいの。翠さん家はみどりさんもお嬢さん2人とも、複数の声を弾き分けられるから、これはもう、遺伝子ねぇ。バッハが弾ける人は、なんでも上手いのよ。」と。
西洋人のピアノ曲を弾けたからといって、偉いわけではないけれど、わたしの曽祖父はピアノを勉強していたので、遺伝子があるというのは、当たっているかもしないです。
話は長くなりました。
10年前に思わずつぶやいた、インベンションとシンフォニアを娘とわたしで発表会で演奏するのが、夢なんです。」という言葉(アフォメーション)が、数年後には実現していたというお話でした。
その日、帰宅してから、「書き込み式・わたしの『夢ノート』」を開きました。
10年前に、40歳の誕生日を迎える1ヶ月前から書き込んだ、「わたしの夢ノート」です。
実現したい夢の項目に、しっかり書き込まれていました。「○○○(上の娘の名前)と一緒にピアノ発表会でインヴェンションとシンフォニアを弾く」と。
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いいですね~
今日も風が気持ち良いです。
「好き」という気持ちに素直なのっていいですね!
わたしはピアノを高校1年まで習っていたのですが
「楽しい」「好き」という気持ちで弾いたことはなく
いつも「綺麗に」「上手に」弾かなきゃ!という気持ちでいっぱいでした。
さぞかし、窮屈で息のつまる音を発していただろうなと
今では苦笑してしまいます^^;。
下のウェルカムボードも素敵です。
「好きこそ物の上手なれ」ですが、「下手の横好き」でもあります
今日も風はカラッと乾燥してますね。昨日、先生のブログで目撃されたと言及されていた七色の雲は、「日輪(日暈)」でしたか?
東京地方では、昨日、午後に日輪が見られたそうですが。
さて、風織先生も高校一年生までピアノを習ってらっしゃったんですね。
一生懸命努力された様子がこちらに伝わってくるようです。
お稽古事では、次のお稽古までに先生のOKを頂くのが目標なので、楽しむよりもひたすら練習になってしまいますね。
なんとなくお気持ちがわかるような気がします。
わたしはピアノを再開したものの、「下手の横好き」でさっぱり上達しません。でも、リラックスして楽しめるので、気楽に弾いてます。
こうして今、ピアノをゆったり楽しむことができるのは、習っていた当時に必死で練習していたおかげだと、過去の自分に感謝してます。
「ウェルカム・ボード」褒めていただけて、嬉しいです。ありがとうございます。
先生の作品展示即売会が再来週、渋谷で開催されますので、良かったら、いらしてください。
先生の作品にはオーラが感じられて、ずーっと素敵です。
次の日記でご紹介いたします。